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2020-05-25 12:28
by Lisa Keilhofer
  Last edited:

Codex Beautyが公式にマイクロバイオームフレンドリーと認定されました

Codex Beauty Biaシリーズ

Codex Beautyの製品がマイクロバイオーム・フレンドリー認証テストに合格したことを嬉しく思います。Codex Beautyにはマイクロバイオーム・フレンドリー認証シールが付けられます。この製品は厳選した原材料を用い、包装は持続可能性に配慮しています。また、植物成分由来の保存料を使い、高度に環境に配慮しています。Codex Beautyの設定した目標は、本当に高いレベルを目指すものです。マーケティングだけを目的とした流行に便乗した批判ではなく、社会的に意味のある目標なのです。

製品開発の背景

バーバラ・パルドス博士
Codex Beautyの創設者バーバラ・パルドス博士

Codex Beautyを創設したのはバーバラ・パルドス博士です。博士のことを知れば、なぜ彼女の開発した製品がマイクロバイオーム・フレンドリーの条件を全て満たしたのか分かるはずです。パルドス博士は才気に溢れ、チャレンジ精神旺盛で、共感性の強い女性です。Codex Beautyについて紹介する前に、その製品が開発された背景について説明したいと思います。学者の一家に生まれたパルドス博士は、好奇心旺盛で忍耐強く、完璧主義的な女性に成長しました。彼女の母親は医師で、父親はカナダのウォータールー大学の数学と化学の名誉教授です。彼女の両親は娘がピアニストになるのを楽しみにしていましたが、パルドス博士はスタンフォード大学で電気工学の博士号を取得し、カナダのウォータールー大学で数学と電気工学の二つを専攻しました。ウォータールー大学は彼女の父親がかつて教えていた大学です。大学教育を終えた後、彼女は生物工学の分野でキャリアを歩み始めました。

製品そのものだけではなく、製品に関連すること全てが大切なのです

パルドス博士は生物工学者としてどのように化粧品産業に関わることになったのでしょうか?小さなきっかけが大きな開発につながることはよくあることです。パルドス博士の場合、彼女の息子(今では11歳になっています)が既存の製品に対して肌が過敏に反応していたため、ベイビークリームの研究を始めたことがきっかけでした。ビジネス旅行を数多く行う中で、パルドス博士は数多くの製品を試しに購入しましたが、満足いくものは一つもありませんでした。そんな中、彼女はアイルランドのコークでBia Beautyを見つけるのです。これは彼女の息子の肌が過剰に反応しない初めてのクリームでした。Bia Beautyは天然成分の原材料だけを使っていました。

Codex Beautyの開発はパルドス博士がBia Beautyを手に入れたときに始まりました。その時、Bia Beautyの開発者トレイシー・ライアンは彼女自らアイルランドに自生しているハーブを採取していました。このやり方はパルドス博士の大好きなスタイルでしたが、生物工学的な処理を行うのに良い方法を見つけた際に、より最適な採取方法に変更されました。その採取方法であれば自然を傷つけず、持続性を保つというパルドス博士の目標を達成することもできます。そして、もちろん、Bia Beautyの創始者であるトレイシー・ライアンも、Codex Beautyの開発チームに喜んで迎え入れられました。彼女は現在、Codex Europeのマネジメントディレクターです。パルドス博士にとっては社会的な問題も重要だからです。

Codex Beautyは他のブランドと異なって、利益を最優先に考えていないことが大きな特徴です。彼女は、大企業が70ドルで販売する商品を消費者の健康と環境にとってより良いものとするために、わずか30セントのコストも支払いたがらないことがあるのは理解できないでしょう。利益第一主義でない姿勢はBia Beautyの評価を高めています。もう一つの例を見ましょう。クリームが入っている包装チューブは、従来の石油原料のプラスティックではなく、サトウキビ由来のエタノールを使った代替物質からできています。このため、現在問題となっている温室効果ガスの排出量の削減に貢献しています。これは、環境に悪影響を与える物質を減らすだけでなく、より積極的な環境保存効果があります(>>>詳細はこちらの記事をお読みください)。ですが、これらのCodex Beautyの優れた点は、完璧主義的なバーバラ・パルドス博士が成し遂げたことの一部分でしかありません。

そして一般消費者の元にCodex Beautyが届けられます

Codex Beautyは単なる化粧クリームではありません。精密な科学と情熱的な芸術が組み合わさったものです。保存料はいずれも合成成分ではなく、植物由来のものだけが使われています。他の成分に関しても同じです。Codex Beautyは地元で採れる原材料を購入して使用しており、持続可能性に配慮しています。

Bia Beautyに加えて、Codex Beautyはパタゴニアの自然に由来する成分を含むAntüという製品の開発も進めています。また、北極の藻類を利用したSagaという製品も開発中です。これらはまだ特許申請中であるため全ての詳細が明らかにはされていませんが、販売開始がとても楽しみです。

読者の方にはぜひCodex Beautyのウェブサイトを閲覧されることをオススメします。これほど興味深いウェブサイトはなかなか他にはありません。開発チームがどれだけの熱意を持って、細部まで気を配って開発を行ったのかが分かります。>>>Codex Beauty開発チームのウェブサイト(英語)

そしてもちろん、Codex Beautyのマイクロバイオームフレンドリーな製品を試してみてください!

 

クリスティン・ノイマン博士, 著者
クリスティン・ノイマン博士
著者

みなさん、こんにちは。微生物学者のクリスティン・ノイマンです。生命の仕組みに興味があり、分子生物学を学びました。…

ファビアン・ガイヤー, 特別寄稿者
ファビアン・ガイヤー
特別寄稿者

ファビアン・ガイヤー氏から素晴らしい特別寄稿を頂きました。
ガイヤー氏はBIOMES社コミュニケーション・チームの一員です。BIOMES社はベルリンを拠点とするバイオ企業で、一般と専門家向けのマイクロバイオーム解析を専門としています。
ガイヤー氏は熟練の「翻訳者」として、人間と細菌の仲を取り持ちます。人間と細菌の関係は長年大きく誤解されていました。

リサ・カイルホーファー, 著者
リサ・カイルホーファー
著者

レーゲンスブルク大学で学びました。
多言語化業務に携わり、フリーランスの編集者としても活躍しています。

キャラ・コーラー
キャラ・コーラー
著者

シカゴのデポール大学とドイツのバンベルク大学で学位を取得し、現在博士号取得候補者となっています。
また、フリーランスの独英翻訳者、英独コピーエディターとしても活躍しています。

インゲ・リンドセット
インゲ・リンドセット
登録栄養士

オスロ大学のインゲ・リンドセットは登録栄養士で、専門分野は糖尿病と肥満、運動療法です。エクササイズの効果を最大限に高めたり、スポーツで最高のパフォーマンスを上げるための研究を行っています。
インゲ・リンドセットについて(ノルウェー語)

マリア・ペトロヴァ博士
マリア・ペトロヴァ博士
寄稿著者

マリア博士はヒトマイクロバイオームの分野で世界的に著名な研究者です。泌尿生殖器の細菌叢とプロバイオティクスを研究しています。ベルギーのルーベン・カトリック大学とアントワープ大学で乳酸桿菌と病原菌・ウイルスの分子相互作用を研究し、博士号を取得しました。博士の大きな業績は、ポスドクフェローのときに行った乳酸桿菌の遺伝的、分子的、機能的特性の研究です。この研究によって、膣内環境下での乳酸桿菌の働きについて素晴らしい知見を得ました。
マリア・ペトロヴァ博士について(英語)

ヨハンナ・ギルブロ博士
ヨハンナ・ギルブロ博士
寄稿著者

ヨハンナ・ギルブロ博士は受賞歴のある皮ふの専門家で、ベストセラーとなった『Skin We’re In』の著者です。
博士は実験皮ふ病学、臨床研究、そしてスキンケア製品開発の分野で15年以上の経験を持っています。また、製薬企業での長い経験を持っています。皮ふ科とコスメティクスの国際会議では、最先端の研究について頻繁に講演を行っています。また、「International Journal of Cosmetic Science」誌で過去10年の間に最も多く引用された研究者でもあります。博士はアンチエイジング成分で複数の特許を取得しており、スキンケア企業でアンチエイジング治療の研究・開発マネージャーを務めています。ギルブロ博士がスキンケア分野のエキスパートであることは言うまでもありません。『Skin We’re In』の執筆が示すように、現在は私たちのような一般人に知識を伝えることを使命としています。
2019年4月の出版の以来、『Skin We’re In』は主要な販売店でベストセラーとなっています。現在、スウェーデン語版のみが刊行されています。
https://www.skinomeproject.com

ディミトリ・アレクセーエフ博士
ディミトリ・アレクセーエフ博士
寄稿著者

ディミトリ・アレクセーエフ博士は消化管マイクロバイオーム、分子生物学、バイオインフォティクス、栄養学分野の優れた研究者です。基礎研究の臨床への応用に情熱的に取り組んでいます。Atlas Biomedグループでの主な役割は、社内外の科学プロジェクトを発展させることです。博士が携わっているプロジェクトは、栄養や神経変性疾患、炎症やがんに対するマイクロバイオームの応用、英国医薬品・医療製品規制庁の承認など多岐にわたります。Atlas Biomedグループでの統合的な役割に加え、ディミトリ博士は現在サンクトペテルブルクITMO大学で助教授を務め、健康のためのアルゴリズム開発を行っています。今後、博士はオランダのフローニンゲン大学医療センター(UMCG)に移り、老化研究に携わることになっています。
ディミトリ博士について(英語)

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