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2020-02-28 21:08
by Lisa Keilhofer
  Last edited:

マイクロバイオーム・フレンドリー-新しい時代のトレンドです!

マイクロバイオーム・フレンドリー-新しい時代のトレンドです!
マイクロバイオーム・フレンドリー-新しい時代のトレンドです!ウェブサイトを創設したクリスティン・ノイマン博士とタニヤ・ヴァルヴルン博士の二人

私たちは時代のトレンドに合っているか確認するために、マイクロバイオームに関するプレスリリースを調査しました。プレスリリースで扱われたトピックは、私たちの「マイクロバイオーム・フレンドリー認証シール」のことです。2020年2月の第一週に出されたプレスリリースの要約を以下に紹介します。

最初に、ウェブサイト「ビューティー・インデペンデント」のブロガーであるサラ・カンピッチュ氏の素晴らしい記事を紹介できることを嬉しく思います。2019年11月の彼女の投稿は、私たちの使命が何であるのかを明確にしてくれました。読者の方々には記事の全文を読むことをお勧めします。「スキンケア製品ではこれまでアニマルライツ、ヴィーガン、そしてオーガニックの認証制度が導入されてきました。そして今、マイクロバイオーム・フレンドリー認証シールも加えられるべきです」(英文)

また、スキン・チャクラ社の素晴らしい化学者であり、ブロガーであるエルハムン・エグバリ博士の記事も一読に値します-「マイクロバイオーム・フレンドリーとは一体何か?」。時間のない方が、マイクロバイオーム・フレンドリーについて手早く知るための重要な情報を簡潔にまとめてくれています。

マイクロバイオームのブログ記事による教育効果

面白いことに、ビューティー・インデペンデントスキン・チャクラは美容系ブログですが、最初に読者にマイクロバイオームについて説明を行うことの必要性を理解しています。どちらのブログ記事も、マイクロバイオームについての簡単な説明を行ってから、本題に入っています。この傾向は、MyMicrobiomeのニュースレターやブログ記事でマイクロバイオームの一般への周知を試みたことが成功であったことを示しており、私たちサイト関係者にとって嬉しいことです。そして同時にマイクロバイオームは、ヴィーガンやサステイナビリティなどの後に出てきた、新しくて大きなトレンド(そして、長く続くトレンド)であると考えられるようになっています。これこそ、私たちが望んでいたことです!

特にエルハムン・エグバリ博士がMyMicrobiomeを称賛してくれており、マイクロバイオーム・フレンドリー認証シールは現在唯一の信頼できる科学的な基準だと評価してくださいました。

マイクロバイオーム・フレンドリー認証シールは、化粧品産業において現在最も信頼できる認証制度である”
エルハムン・エグバリ, Ph.D

どちらもブロガーも率直に、人々が自分たちのマイクロバイオームを傷つけてきたことを認めています。現在、種としての人間は自然に生まれてくるわけではありません。また、自然な形で子供たちを育てているわけではありません。このことは、私たちがどれだけ退化しているかを示しています。抗生物質や過剰な衛生手段などの、自然からかけ離れたライフスタイルや、高度に工業的に加工された食品が私たちのマイクロバイオームを傷つけています。「マイクロバイオーム・フレンドリー」のことを初めて学びたいのであれば、ロブ・ナイト博士の『子供の人生は「腸」で決まる―3歳までにやっておきたい最強の免疫力の育て方』という本を読むことをお勧めします。

私たちは何ができるのですか?-できるだけマイクロバイオームを自然な状態のままにしておくことです

人間の体の理想的な状態とは、現代文明がもたらすどんな影響からも遠ざかっている状態です。そして、私たちはいわゆる工業先進国の物品からできる限り遠ざかっているときにのみ、最良の状態なのです。ですが、好む好まざるにしろ、人間はみんなこの「不自然な」世紀に生きており、遅かれ早かれこの問題に対処しなければなりません。いずれ、現在の状況に対する対策や調整が必要になるでしょう。デオドラントなどの製品の使用を求める社会的圧力については言うまでもありません。そう考えるなら、解決方法は明確です。自然でない製品を完全に避けることが不可能なら、できるだけそれらの製品をマイクロバイオーム・フレンドリーなものにしなければいけません。

化粧品産業はこのことをすでに理解しており、この問題について集中的な調査を行っています。この問題についてさらに知りたい方は、「化粧品業界が皮ふマイクロバイオームに注目しています」の記事をお読みください。

マイクロバイオーム認証シールに寄せられる多くの期待

最も重要なことは、2人のブロガーの主張とも共通しますが、市場が少しずつマイクロバイオームを維持することの重要性に気が付き始めていることです。そして、消費者もマイクロバイオーム・フレンドリーな製品を求めており、このような製品に余分にお金を払うことに躊躇いがありません。これまで見逃されていたことは、製造業者から独立して定められた明確なマイクロバイオーム・フレンドリーの定義であり、何がマイクロバイオーム・フレンドリーでないかの定義です。これこそ、私たちが議論したものです!(製造業者の方は、将来のためにぜひ次の記事をお読みください「マイクロバイオーム・フレンドリー製品」)。そして、私たちは市場の需要を満たすために、数多くのマイクロバイオーム・フレンドリー製品の紹介を喜んでいたします。

サラ・カンピッシュ博士とエルハムン・エグバリ博士にMyMicrobiomeに言及して頂いたことに感謝いたします。そして、次回の記事を楽しみにしています!

 

クリスティン・ノイマン博士, 著者
クリスティン・ノイマン博士
著者

みなさん、こんにちは。微生物学者のクリスティン・ノイマンです。生命の仕組みに興味があり、分子生物学を学びました。…

ファビアン・ガイヤー, 特別寄稿者
ファビアン・ガイヤー
特別寄稿者

ファビアン・ガイヤー氏から素晴らしい特別寄稿を頂きました。
ガイヤー氏はBIOMES社コミュニケーション・チームの一員です。BIOMES社はベルリンを拠点とするバイオ企業で、一般と専門家向けのマイクロバイオーム解析を専門としています。
ガイヤー氏は熟練の「翻訳者」として、人間と細菌の仲を取り持ちます。人間と細菌の関係は長年大きく誤解されていました。

リサ・カイルホーファー, 著者
リサ・カイルホーファー
著者

レーゲンスブルク大学で学びました。
多言語化業務に携わり、フリーランスの編集者としても活躍しています。

キャラ・コーラー
キャラ・コーラー
著者

シカゴのデポール大学とドイツのバンベルク大学で学位を取得し、現在博士号取得候補者となっています。
また、フリーランスの独英翻訳者、英独コピーエディターとしても活躍しています。

インゲ・リンドセット
インゲ・リンドセット
登録栄養士

オスロ大学のインゲ・リンドセットは登録栄養士で、専門分野は糖尿病と肥満、運動療法です。エクササイズの効果を最大限に高めたり、スポーツで最高のパフォーマンスを上げるための研究を行っています。
インゲ・リンドセットについて(ノルウェー語)

マリア・ペトロヴァ博士
マリア・ペトロヴァ博士
寄稿著者

マリア博士はヒトマイクロバイオームの分野で世界的に著名な研究者です。泌尿生殖器の細菌叢とプロバイオティクスを研究しています。ベルギーのルーベン・カトリック大学とアントワープ大学で乳酸桿菌と病原菌・ウイルスの分子相互作用を研究し、博士号を取得しました。博士の大きな業績は、ポスドクフェローのときに行った乳酸桿菌の遺伝的、分子的、機能的特性の研究です。この研究によって、膣内環境下での乳酸桿菌の働きについて素晴らしい知見を得ました。
マリア・ペトロヴァ博士について(英語)

ヨハンナ・ギルブロ博士
ヨハンナ・ギルブロ博士
寄稿著者

ヨハンナ・ギルブロ博士は受賞歴のある皮ふの専門家で、ベストセラーとなった『Skin We’re In』の著者です。
博士は実験皮ふ病学、臨床研究、そしてスキンケア製品開発の分野で15年以上の経験を持っています。また、製薬企業での長い経験を持っています。皮ふ科とコスメティクスの国際会議では、最先端の研究について頻繁に講演を行っています。また、「International Journal of Cosmetic Science」誌で過去10年の間に最も多く引用された研究者でもあります。博士はアンチエイジング成分で複数の特許を取得しており、スキンケア企業でアンチエイジング治療の研究・開発マネージャーを務めています。ギルブロ博士がスキンケア分野のエキスパートであることは言うまでもありません。『Skin We’re In』の執筆が示すように、現在は私たちのような一般人に知識を伝えることを使命としています。
2019年4月の出版の以来、『Skin We’re In』は主要な販売店でベストセラーとなっています。現在、スウェーデン語版のみが刊行されています。
https://www.skinomeproject.com

ディミトリ・アレクセーエフ博士
ディミトリ・アレクセーエフ博士
寄稿著者

ディミトリ・アレクセーエフ博士は消化管マイクロバイオーム、分子生物学、バイオインフォティクス、栄養学分野の優れた研究者です。基礎研究の臨床への応用に情熱的に取り組んでいます。Atlas Biomedグループでの主な役割は、社内外の科学プロジェクトを発展させることです。博士が携わっているプロジェクトは、栄養や神経変性疾患、炎症やがんに対するマイクロバイオームの応用、英国医薬品・医療製品規制庁の承認など多岐にわたります。Atlas Biomedグループでの統合的な役割に加え、ディミトリ博士は現在サンクトペテルブルクITMO大学で助教授を務め、健康のためのアルゴリズム開発を行っています。今後、博士はオランダのフローニンゲン大学医療センター(UMCG)に移り、老化研究に携わることになっています。
ディミトリ博士について(英語)

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