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2020-06-23 11:53
by Kristin Neumann
  Last edited:

マイクロバイオーム・フレンドリーな世界のために!

化粧品開発の分野では、頭皮のケアは重要な問題です。頭皮が傷つくとふけが生じ、見た目が損なわれたり、男女に関わらず不衛生な印象を与えます。肩や衣服に付着した不快なふけを取り除くための製品は、未だに数多くあります。ですが、私たちのマイクロバイオーム・フレンドリー認証テストに合格した製品は、頭皮のマイクロバイオームのバランスを整え、ふけの問題を解決することを約束します。それは、ふけが発生する主原因がマイクロバイオームの乱れだからです。

健康な頭皮のために!

頭皮でよく見られる細菌と菌類

健康な頭皮のマイクロバイオームでは、数種類の細菌と菌類がよく見られます

Healthy scalp microbiome
細菌に優しい環境の基本的な前提条件は、頭皮の皮脂、pH、水分量、そして蒸発量が適切な関係になっていることです(画像 © kei907 – stock.adobe.com)

プロピオニバクテリウム属アクネ菌は頭皮の健康を測る重要な指標となる細菌です。頭皮では通常、表皮ブドウ球菌がふけの増加に関わっています(参考論文(英語):Saxena et. al)。また、マラセチア菌も頭皮の健康に重要な細菌です。バランスの良いマイクロバイオームでは、M. restrictaやM. globosaが見られますが、傷ついた頭皮のマイクロバイオームでは未だに種類が特定されていないマラセチア菌の増加が観察されます。

頭皮のマイクロバイオームの細菌は、アミノ酸やビタミンB、ビオチンなどの毛髪の成長に重要な物質の代謝を担っています。これらの細菌に優しい環境の基本的な前提条件は、頭皮の皮脂、pH、水分量、そして蒸発量が適切な関係になっていることです。

これまで、ふけの対策は、菌類が過剰な増加の予防に限られていました。ですが、現在の最新の研究では、健全な頭皮のマイクロバイオームは、バランスの良く整った細菌環境に強く依存していることが示されています。したがって、マイクロバイオーム・フレンドリーな環境を整えることが、頭皮ケアの目標となるべきなのです。


マイクロバイオーム・フレンドリー認証シールは信頼の証です。私たちの認証テストは最新の科学的知見に基づいています。

クリスティン・ノイマン博士, 著者
クリスティン・ノイマン博士
著者

みなさん、こんにちは。微生物学者のクリスティン・ノイマンです。生命の仕組みに興味があり、分子生物学を学びました。…

ファビアン・ガイヤー, 特別寄稿者
ファビアン・ガイヤー
特別寄稿者

ファビアン・ガイヤー氏から素晴らしい特別寄稿を頂きました。
ガイヤー氏はBIOMES社コミュニケーション・チームの一員です。BIOMES社はベルリンを拠点とするバイオ企業で、一般と専門家向けのマイクロバイオーム解析を専門としています。
ガイヤー氏は熟練の「翻訳者」として、人間と細菌の仲を取り持ちます。人間と細菌の関係は長年大きく誤解されていました。

リサ・カイルホーファー, 著者
リサ・カイルホーファー
著者

レーゲンスブルク大学で学びました。
多言語化業務に携わり、フリーランスの編集者としても活躍しています。

キャラ・コーラー
キャラ・コーラー
著者

シカゴのデポール大学とドイツのバンベルク大学で学位を取得し、現在博士号取得候補者となっています。
また、フリーランスの独英翻訳者、英独コピーエディターとしても活躍しています。

インゲ・リンドセット
インゲ・リンドセット
登録栄養士

オスロ大学のインゲ・リンドセットは登録栄養士で、専門分野は糖尿病と肥満、運動療法です。エクササイズの効果を最大限に高めたり、スポーツで最高のパフォーマンスを上げるための研究を行っています。
インゲ・リンドセットについて(ノルウェー語)

マリア・ペトロヴァ博士
マリア・ペトロヴァ博士
寄稿著者

マリア博士はヒトマイクロバイオームの分野で世界的に著名な研究者です。泌尿生殖器の細菌叢とプロバイオティクスを研究しています。ベルギーのルーベン・カトリック大学とアントワープ大学で乳酸桿菌と病原菌・ウイルスの分子相互作用を研究し、博士号を取得しました。博士の大きな業績は、ポスドクフェローのときに行った乳酸桿菌の遺伝的、分子的、機能的特性の研究です。この研究によって、膣内環境下での乳酸桿菌の働きについて素晴らしい知見を得ました。
マリア・ペトロヴァ博士について(英語)

ヨハンナ・ギルブロ博士
ヨハンナ・ギルブロ博士
寄稿著者

ヨハンナ・ギルブロ博士は受賞歴のある皮ふの専門家で、ベストセラーとなった『Skin We’re In』の著者です。
博士は実験皮ふ病学、臨床研究、そしてスキンケア製品開発の分野で15年以上の経験を持っています。また、製薬企業での長い経験を持っています。皮ふ科とコスメティクスの国際会議では、最先端の研究について頻繁に講演を行っています。また、「International Journal of Cosmetic Science」誌で過去10年の間に最も多く引用された研究者でもあります。博士はアンチエイジング成分で複数の特許を取得しており、スキンケア企業でアンチエイジング治療の研究・開発マネージャーを務めています。ギルブロ博士がスキンケア分野のエキスパートであることは言うまでもありません。『Skin We’re In』の執筆が示すように、現在は私たちのような一般人に知識を伝えることを使命としています。
2019年4月の出版の以来、『Skin We’re In』は主要な販売店でベストセラーとなっています。現在、スウェーデン語版のみが刊行されています。
https://www.skinomeproject.com

ディミトリ・アレクセーエフ博士
ディミトリ・アレクセーエフ博士
寄稿著者

ディミトリ・アレクセーエフ博士は消化管マイクロバイオーム、分子生物学、バイオインフォティクス、栄養学分野の優れた研究者です。基礎研究の臨床への応用に情熱的に取り組んでいます。Atlas Biomedグループでの主な役割は、社内外の科学プロジェクトを発展させることです。博士が携わっているプロジェクトは、栄養や神経変性疾患、炎症やがんに対するマイクロバイオームの応用、英国医薬品・医療製品規制庁の承認など多岐にわたります。Atlas Biomedグループでの統合的な役割に加え、ディミトリ博士は現在サンクトペテルブルクITMO大学で助教授を務め、健康のためのアルゴリズム開発を行っています。今後、博士はオランダのフローニンゲン大学医療センター(UMCG)に移り、老化研究に携わることになっています。
ディミトリ博士について(英語)

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